園の特色
自分でできる喜びと自身を養うために
一人ひとりの能力に合わせた特色のある作業訓練を行い、できること、豊かに感じる心を培っていきます。
施設生活支援について
ねらい
生活支援員は、利用者が自立した社会生活を目指す中、より良い生活習慣を身に付けられるよう支援すると共に、生活に対する自信と積極性を養い、社会適応性の育成を行います。
指導方針
それぞれの能力、適応性に応じた作業訓練を行うことにより、その能力・知識の向上を図りながら、作業に対する興味と勤労意欲の増進に努めると共に共同作業を通して相互信頼と協調性を養い、更生への自信と積極性を養成します。
特色ある作業内容
農耕作業
干し芋
慈雍厚生園で栽培した、『いずみ』、『安納』の2種類のサツマイモを使用しております。
干し芋は今やガスで蒸かすのが主流ですが、慈雍厚生園では「薪を燃やして蒸かす」という昔ながらの方法にこだわり、より甘い干し芋を目指して丁寧に作っております。
室内作業
年間を通して、主に自動車部品の加工作業を行い、利用者が製品として仕上げた喜びや商品としての大切さを知り、勤労意欲をもって作業できるよう、支援を行っています。
園芸作業
施設内の環境美化活動として、花壇作りをしています。利用者が四季折々の花や球根(チューリップなど)を植え付け、花を育てて親しむと共に、心の潤いとなっています。
環境美化作業
地域社会との関わりの一環として、市のクリーン作戦に参加し、地域の人たちと一緒に那珂川のゴミ拾いなどの美化活動に努めています。また、地域住民の生活道路の「道普請」などの奉仕活動を行っています。